労働災害の分野でよく知られている、所謂「ハインリッヒの法則」によれば、1件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件の異常、いわゆるひやりはっと(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険な状態)が隠れているといわれます。

 事故が発生した場合は、通訳・介助者に事故報告書等の提出を求めてきましたが、このたびその様式を定めるとともに、令和3年度からは「事故につながりかねなかった出来事」についての報告も別紙により求めることとしました。
 この報告は、通訳・介助中の事故及びひやりはっと情報を収集・分析し、盲ろう者通訳・介助者が気を付ける事柄を発信していくためのものです。

 他の通訳・介助者がヒヤリと感じたことはあなたの活動に生かすことが出来ますし、あなたがハット思ったことは他の通訳・介助者の活動の改善につながります。このように相互に情報を持ち寄ることによって、事故の発生防止・再発防止及び通訳・介助方法の改善や質的向上が図れると考えています。
 そのためには、報告の標準化が必要であるため、この様式を作成し、みんなで活用していこうとするものです。重ねて、ご協力をお願いします。

令和3年4月            

社会福祉法人大阪障害者自立支援協会
盲ろう者等社会参加支援センター

事故・ひやりはっと報告書